新人看護師にとって、マンツーマンで指導してくれるプリセプターは頼りになる存在です。
しかし、多くの時間を一緒に過ごすこともあり、プリセプターとの関係に大きな悩みを抱える新人看護師も少なくありません。
この記事では、看護師に聞いた、プリセプターが怖いと思う原因を紹介していきます。あなたの悩みと似たようなケースもあるかもしれないので、参考にしてみてください。
では、一緒に見ていきましょう。
目次
プリセプターが怖いと思う原因
私が聞いた体験談の中から特に多かった原因を紹介します。
指導が威圧的
特に体育会系の色が強い病院では、プリセプター自身も厳しく指導を受けているため、「私もされたんだから新人にが同じように指導されるのは当たり前」と思っている先輩もいます。中には”良かれと思って”指導している場合もあります。
一般的に他人に対して威圧的に接する人は「自分に自信がない人」です。常に、「なめられないかな?」「間違ってると思われないかな?」と不安に感じているので、反抗されないように威圧をしています。
そのようなプリセプターは、真正面から意見を言っても聞き入れてもらえず、一方的に責められしまうことが多いです。
リーダーや師長へゴマをする
当然ではありますが、プリセプターもその上司である、リーダーや師長に人事評価をされます。病院によってはその評価次第で年収やボーナスの支給額が大きく左右されることがあります。
そのため、プリセプターもその先輩にゴマをするような場面もあり、新人の立場としては混乱してしまうこともあります。
例えばこのようなケースがあります。
自分と接している時の態度と、リーダーや師長にとっている態度が違うと、プリセプターを信頼していいのかもわからなくなりますし、いざという時に守ってくれるのか不安になりますよね。
気分の上下が激しい
その日の気分で態度が変わる人はたまにいます。
「昨日は優しく指導してくれたのに、今日は急に冷たくなった」など、感情の振れ幅が激しい人だと、声をかけるタイミング一つ取っても機嫌を伺って、ビクビクしてしまいます。
そのせいでコミュニケーションが取りづらくなって、仕事がしづらくなりミスが増え、指導が厳しくなる…というケースもあります。
悪口が多い
どこに行っても言えることですが、悪口が多い人は信用できなくなってしまいます。
仮にプリセプターが自分の目の前では悪口を言っていなかったとしても「先輩同士では私の悪口を言ってるんだろうな…」と考えてしまいますよね。
解決方法
プライベートで仲良くする
基本的に、プリセプターが怖いと思う”きっかけ”は「仕事」のはずです。ご飯や呑みなど、仕事は関係のないところで話すことができれば、プリセプターの違った一面も見ることができますし、普段聞けないような質問や悩みなども話すことができます。
またプリセプター側から「もっとプリセプティとご飯に行ったりしたいけど、どう誘っていいかわからない…」という悩みを相談されることもあります。
大抵の場合、人間関係の悩みはコミュニケーションエラーか起こるものです。お互いが誤解している部分を解消することができれば関係性も改善するはずです。
リーダーや師長に相談する
コミュニケーションをとっても、上手くいかないときにはリーダーや師長に相談してみましょう。
プリセプターの変更や病棟移動などの対策をとってくれる場合もあります。
転職する
もしそれでも解決しない場合は、転職するというのも一つの選択肢です。
プリセプターも合わない、リーダーや師長さんも話を聞いてくれない場合、仕事に行くことすら辛くなってしまいます。1年目で辞めてしまったとしても、受け入れてくれる総合病院はありますし、中途であってもプリセプターをつけて教育してくれる病院もあります。
1年目で辞めてしまっても、選択肢がなくなるわけではないので、本当に辛い場合は「転職」も選択肢にいれてみても良いでしょう。
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最後に
「プリセプターが怖い…」と悩んで看護師の仕事が嫌になるくらいなら、違う病院に移ったり、看護師資格を活かした他の職種に転職した方が何倍も幸せなはずです。
皆様がより良い選択ができるよう、陰ながら応援しています。
ですが、師長が目の前にいると”いい子”のふりをしていますし、師長が進めた勉強会だけは必ず参加しています。色々相談したいはずのプリセプターのことを信用できなくて辛いです。